部下を動かすリーダーの伝え方
部下である若手社員を動かすには、リーダーの伝え方を工夫する必要があります。昔のように、若手社員は空気を読みません。部下のトリセツ。
○若手社員(若者)に話しが伝わらない
○空気や雰囲気を読んで、行動しない
○出世や活躍したいというモチベーションがない
○報告や連絡が足りない
○自分から率先して動かない
○転勤や残業を嫌がる
○仕事以外での付き合いが悪い
リーダーのお気持ちは分かりますが、残念ながら、若手社員(若者)を変えることはできません。会社に入ったのだから従うのが当たり前と、古き良き時代の慣習ばかりを押しつけていては、若手社員(若者)は滅入ってしまいます。もはや、時代が違うのです。
・会議は、そんなに必要ですか?
・1回で済むはずの報告やレポートが多すぎませんか?
・電話で追っかけまわすほど、緊急ですか?
・リーダーの言葉が足りていないことに、気がついていますか?
・言っただけで、相手は理解しているでしょうか?
・朝早く来るのが当たり前と、サービス残業させてませんか?
・長時間働く人が、頑張っていると勘違いしていませんか?
というような細いことが、おじさんリーダーと、若手社員(若者)のギャップを生む大きな問題なのです。
○給料は上がらない ⇔ 給料は上がる期待がある
○物に興味はない ⇔ 物が自分のステイタス
○ITツールは当たり前 ⇔ スマホもパソコンもなかった
○ムリしたくない ⇔ ムリしてでも認められたい
○会社は嫌なら辞めればいい ⇔ 会社は長く続けるもの
○自分の時間を大切にしたい ⇔ 会社のために多少の犠牲も
○連絡手段はLINEなどSNS ⇔ 電話しかなかった
というように、価値観が180度違うのです。
まずは、リーダーのみなさんが、今の環境を理解して、若手社員(若者)に歩み寄る工夫が必要です。まさしく、「おじさんリーダーの意識改革」です。30代後半から40代のリーダーでもこれくらい違うのですから、50代、60代のマネージャー、経営者とは、全く違うと思っておいた方がいいでしょう。
納得がいかないかもしれませんが、若手社員(若者)ではなく、リーダーの意識を変える意識改革のお手伝いをさせていただきます。部下の若手社員(若者)が思ったように動くかどうかは、リーダーであるあなた次第ですから。
他人を変えることはできません。