若者に、失敗をさせている余裕がない!会社の予算も上司の時間もない

若者に、失敗をさせている余裕がない!会社の予算も上司の時間もない


いろいろなところで研修をしていると、上司(マネージャーやリーダー)の嘆きが聞こえてきます。

指示待ち部下にならないよう、部下に考えさせ、自分で行動をさせる必要があるのですが、そこまで、上司に時間的余裕がないのが実情です。

現代の管理職は、プレイングマネージャーであり、部下の管理だけしている訳ではありません。ほんと大変です。仕事の出来る人ほど、部下の管理よりも、自分のやるべき仕事を優先してしまうものです。その方がラクですからね。

古い上司像を持ち出してきても、今の世の中では成立ちません。

部下が成長するためには、失敗をさせて、経験をさせる必要があるのですが、一部の儲かっている優良企業を除き、資金的な余裕、予算の余裕がないのが現状です。失敗すると、会社の利益が吹き飛んでしまいます。

そのため、ほとんどの企業では、部下が失敗をしないように、「答えを教える」ようになってしまうのです。まあ、答えを教えても失敗しますが。損失は、最低限に抑えなければなりません。

「自発的に動かしたいが、失敗させたくないので教える」という狭間で戦っています。

「ほどよく自立させ、ほどよく教え、ほどよい戦力にする」のが、今の時代に合っているのではないかと思うのです。

研究機構や老舗の超大手企業、電力、ガス、電話などの企業ではない限り、人的な余裕もありません。

●知識のない人には、教える
●知識が身に付いたら、やらせてみる
●失敗しないための答えも教える

このさじ加減が大切です。

今の時代は、人手不足で、すぐにでも戦力が欲しいのです。

著書『部下を動かす 超一流の伝え方・三流の伝え方』

超一流が自らは決して明かさない「人を動かす」コツ!

今どきの若い部下が優れたパフォーマンスを発揮するかどうかは、上司(リーダー)の伝え方によって大きく変わります。

部下が意欲的に働きだす「超一流の伝え方」と、部下のやる気をそぐ「三流の伝え方」。部下の扱いに悩む上司(リーダー)がすぐに使える40のパターンを紹介しています。