おじさんリーダーと若手社員の常識の差を知る


昭和生まれのオジサン世代と、平成生まれの若手社員の間では、自分が思っているより大きな差があります。そんな「常識の差」を知らずに、指示命令をしても通じるわけがありません。

イメージとしては、
ブラウン管テレビと有機ELテレビ
ガソリン車と電気自動車
固定電話とスマートフォン

くらい差があると思って下さい。

私は、セミナー講師、研修講師、キャリアコンサルタントとして、主に、大学生から、20代の若手社員、30代のリーダー、 中堅社員、40代のマネージャー、50代のベテラン社員、経営者層とかかわってきました。

どの会社の経営者、マネージャーなどの上層部は、若者(若手社員)の扱い方に困っています。なにせ、モチベーションを上げる方法が、自分たちの時代と全く違いますから。

ですが、ゆとり・さとり世代の若手社員の考え方を受け入れようとする人はわずかで、若者に、社会人としてのルールを教え込もうとします。 当然、社会人として必要なルールは教えるべきですが、自分たちが今まで当たり前のようにやってきた、会社のルールまで教え込もうとします。

例えばこんなこと。
・会社や仕事は、我慢するもの
・仕事以外での付き合いも大切
・飲み会が、親睦を図る手段
・長く勤めれば、給料が上がる
・家庭を持って、自分の家を持つべき
・会社に尽くせば、必ず給料や出世などで返ってくる
・残業は当たり前

このようなことを言っていては、もはや、若手社員に見放されてしまいます。今は、部下でも、数年~数十年したら、若手社員が会社の中心となり、みなさんは、役職定年か定年をして、立場が逆転します。

 

ゆとり世代が直面している事実を知る


ゆとり・さとり世代の若者は、こんな時代に直面しています。オジサンたちと、メリットが全く違うのです。

ゆとり・さとり世代の現状:
・将来、年金がもらえるかどうか分からない
・長く働いても、給料は上がらない
・貯金も保険も、金利がつかず増えない
・テレビは面白くないので見ないか録画
・本や新聞は、スマホで見るので読まない
・服は、ユニクロ等で安く買える
・大企業が潰れる姿を見ている
・給料が安いのに、車なんて買えない

ゆとり・さとり世代の育った環境:
・大学は、受験しなくても推薦で入れる
・人手不足で、バイトに困らない
・就職にも困らない(現在は)
・SNS、LINEでメッセージをしてきた
・電話は、直接相手につながる
・小さな頃から、物は揃っている
・スマホで調べれば、何でも情報は分かる
・銀行に行かなくても、コンビニATMがある
・親や学校で、ひどく叱られた経験がない

このような環境下で育った若手社員を、自分たちの考え方を押しつけていてはいけないのです。

みなさんの当たり前は、もはや、当たり前ではないのです。
会社の常識は、非常識なのです。

リーダーのみなさんが、「上司と若手社員(部下)の常識の差を知る」ことで、上司と部下との距離は、一気に近くなりますから。

90分~120分の講演など対応いたします。

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